大腸がん術後の食事の進め方と心と体に優しいレシピ
無理なく食事量を増やすコツ
Tips for increasing your food intake without strain
術後1ヶ月から3ヶ月は、体重減少や体力の低下が気になる時期でもあり、この時期に無理なく食事量を増やし、必要なエネルギーと栄養素を確保することは、体力の回復と免疫力の向上に繋がります。3回食が基本ですが、突然食べる量を増やすと、消化不良や腹痛を引き起こすこともあります。その場合は少量ずつ5−6回に分けて食事をする「分割食」も有効です。また、間食を取り入れることもおすすめです。体調を見ながら段階的に進めていきましょう。
食事の量を増やすだけでなく、少ない量でも効率よくエネルギーを取れるよう、少量の上質な油(オリーブオイルなど)を調理の最後に加えたり、バターをごく少量利用したりすることで、風味とエネルギーをアップさせます。
デザートや飲み物に、少量の砂糖やはちみつを加えることも有効です。
じゃがいも、里芋などのいも類は、少量でもエネルギー源となり、牛乳や豆乳、卵などを料理に加えることで、栄養価を高めることができます。
食欲がない時でも食べられるよう、口当たりの良い食品を取り入れましょう。
茶碗蒸し
プリン
ヨーグルト
スープ
ゼリー
アイスクリーム(乳脂肪分の少ないもの)
パン粥や雑炊など
術後1ヶ月~3ヶ月向け
おすすめレシピ
Recommended Recipes for 1–3 Months Post-Surgery
大腸がん術後1ヶ月から3ヶ月の、徐々に普段の食事へ移行していく時期におすすめの、消化器に優しく栄養バランスも考慮されたレシピを3つご紹介します。
少量のご飯と、消化に優しい鶏ひき肉、柔らかく煮込んだ野菜を組み合わせた、栄養満点かつ胃腸に負担の少ない一品です。
材料(1人分)
ご飯:軽く1善分(約100g)
鶏むねひき肉:50g
人参:1/8本(約20g、みじん切り)
玉ねぎ1/8個(約20g、みじん切り)
ほうれん草(葉先のみ):少量(茹でて細かく刻む)
だし汁(または鶏ガラスープ):200ml
粉チーズ:小さじ1/2~1(お好みで)
オリーブオイル:小さじ1/2
塩、こしょう:少々
作り方
鍋にオリーブオイルを熱し、鶏ひき肉、人参、玉ねぎを炒める。ひき肉の色が変わったら人参と玉ねぎを柔らかくなるまで炒める。
だし汁を加えて煮立たせ、ご飯を加えて軽く煮込む
ご飯がだし汁を吸ってとろみがついたら、刻んだほうれん草を加える。
塩、こしょうで味を調え、器に盛り付け、お好みで粉チーズを散らす。
※野菜は細かく刻み、しっかり柔らかくなるまで煮込むことが大切です。粉チーズは少量で風味をプラスできます。
低脂肪で消化の良い白身魚と、食物繊維が比較的少なく柔らかく煮込める大根を使った、和風の温かい煮物です。体も温まりホッとする味わいです。
材料(2人分)

白身魚(タラ、カレイなど):2切れ
大根:1/4本(約150g、1cm厚さのいちょう切り)
だし汁:300ml
薄口醤油:大さじ1
みりん:大さじ1
生姜:薄切り2枚(臭み消し用、食べなくても可)
ほうれん草(葉先のみ):少量(茹でて刻む、彩り用)
お好みで、しめじなどのきのこ類:少量、細かく刻んで
作り方
大根は皮をむき、いちょう切りにする。面取り(角を丸くすること)をすると煮崩 れしにくい。
鍋にだし汁と大根、生姜を入れて火にかける。大根が軟らかくなるまで煮込む。
白身魚を加え、醤油とみりんを加えて落し蓋をし、魚に火が通り、味が染みるまで煮る。
器に盛り付け、お好みで茹でたほうれん草や細かく刻んだきのこを添える
※大根は下茹でしてから煮ると、より柔らかく仕上がります。きのこ類は少量から試しましょう。
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豆腐と卵のふわふわあんかけ丼

