看取る家族にできること
What the family can do家族にできる 看取りの要点
End-of-lifecare essentials
~ 家族にできる5つの事 ~
必要な情報を集める
本人にどうしたいのかを聞く
どこでどう過ごすのかを決める
専門家に相談しながら準備する
したい事・してあげたい事 をする
看取りに 大切な3つのこと
Three important thing上手にかりる
残された時間を大切に過ごす
本人が望むことを無理せずひとつずつ
そのひとつに、本人のしたいことを叶える、ということがあります。日ごとに本人の体力や気力が落ちていくと、家族の力だけで実現することが難しいと感じてしまう...
いろいろな症状への対処法
- 痛み
- 発熱
- 吐き気 嘔吐
- 呼吸苦
- 咳きこみ
- 寒気
- 不眠
- 倦怠感
痛み
痛みがある場合には我慢せずに、痛み止めの使用を検討します。ホットパックなどで温めることでも、痛みが減る場合があります。
寝ている時間が長くなることからも、痛みが強くなることがあります。患者さんの許可があれば、身体をさすることでも痛みの軽減がされます。
お薬が効いてくるまえなどの時間に痛みが強い場合には、不安がつよくなります。さすることやお薬が効いてくることを穏やかにお伝えします。
発熱
発熱の際に、寒気があれば掛け物などで保温して、室内も暖かくします。体温が上がっていて暑ければ、室内を涼しくします。
汗をかいた場合には、可能な場合はシャワーをあびたり、身体をふいたりします。衣類やシーツが湿って不快なので交換できるとよいでしょう。
発熱で脱水が起きないように、水分も摂取できるとよいです。発熱でつらさがある場合には、医師に相談し解熱剤を使用します。
吐き気 嘔吐
吐き気や、嘔吐の原因がわかると、対処の方法も考えることができます。便秘が原因であれば、便秘を改善できないか内服や処置が検討できます。
においが原因であれば、そのにおいの食品をさけることができます。食事は回数にこだわらず、少量ずつ食べることも大切です。この方が消化しやすくなるため、嘔吐が予防できます。さらに、のど越しがよく、食べやすい食品を選ぶとよいでしょう。
呼吸苦
呼吸苦は不安や痛みなどでもおこるので、不安や痛みがないか、よくお話を聞きます。呼吸が苦しくないように、お薬の内服も検討することができます。
呼吸のしやすい身体の位置を工夫します。座ってると呼吸が楽になることがあります。
咳きこみ
咳があり、辛い場合には咳止めの内服を検討します。医師に相談することで処方していただけます。まっすぐ寝ているより、座っているほうが咳が少ない場合があります。
食事や水分摂取のあとに咳がある場合には、誤嚥が心配です。看護師や医師に相談することでとろみ剤の使用などのアドバイスをもらえます。
寒気
寒気がある場合には、まず室内の暖房を調整します。ホットパックなどで身体を温めることもよいでしょう。
寒気のあとに発熱する場合がありますので、様子をみて検温をしましょう。
不眠
眠れない不安があると、その不安のためにリラックスできず、さらに不眠になってしまいます。日中などでも、休める時に眠れば良いというくらいのゆったりとした態度で接しましょう。
体調が良ければ、太陽の光を浴びるように散歩などの活動をします。就寝前には、アロマテラピーや音楽など、リラックスできるような方法を探します。
倦怠感
倦怠感は、だるさや体の重さとして訴えられることがあります。倦怠感があることによって、患者さんは不安になったり、食欲がでなかったりという影響を受けることがあります。
このような場合、倦怠感がどこからきているのか原因を中心に対応を考えます。一日のなかで、いつどのくらい倦怠感を感じるか記録にとることもよいでしょう。
リラクゼーションも倦怠感の軽減になります。日中に30分未満の昼寝をすることもよいです。医師に相談することで、ステロイド薬の内服を選択することもあります。
死期が近い兆候とケアのポイント
- 眠気
- せん妄
- 呼吸
- 腕や脚の兆候
- 意識
- 食欲
- 水分摂取
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
呼吸のリズムに変化が出てきます。呼吸のたびにのどの周囲で、ゴロゴロと音がすることがあります。だんだんと、肩やあごが大きく動くような呼吸になります。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体の状態によっても、出現度合いや、出現するものもあれば出現しないものもあるなど個人差があり様々です。ここでご紹介している内容を参考にしていただきながら、ご家族としての心構えの一助にしていただければ幸いです。
不明点や不安なことなどがあれば、側でフォローをしてくれている医療者に気兼ねなく質問していただき、上手に周りの力を借りながら1日1日を過ごしていきましょう。
身体や心を楽にしてくれるもの
家族が語る 看取り体験
End of lifecare experience
からだの兆候と対策(終末期)
Signs andmeasures
いろいろな症状の対処法
How to deal with various symptoms痛みがある場合には我慢せずに、痛み止めの使用を検討します。ホットパックなどで温めることでも、痛みが減る場合があります。
寝ている時間が長くなることからも、痛みが強くなることがあります。患者さんの許可があれば、身体をさすることでも痛みの軽減がされます。
お薬が効いてくるまえなどの時間に痛みが強い場合には、不安がつよくなります。さすることやお薬が効いてくることを穏やかにお伝えします。
発熱の際に、寒気があれば掛け物などで保温して、室内も暖かくします。体温が上がっていて暑ければ、室内を涼しくします。
汗をかいた場合には、可能な場合はシャワーをあびたり、身体をふいたりします。衣類やシーツが湿って不快なので交換できるとよいでしょう。
発熱で脱水が起きないように、水分も摂取できるとよいです。発熱でつらさがある場合には、医師に相談し解熱剤を使用します。
咳があり、辛い場合には咳止めの内服を検討します。医師に相談することで処方していただけます。まっすぐ寝ているより、座っているほうが咳が少ない場合があります。
食事や水分摂取のあとに咳がある場合には、誤嚥が心配です。看護師や医師に相談することでとろみ剤の使用などのアドバイスをもらえます。
吐き気や、嘔吐の原因がわかると、対処の方法も考えることができます。便秘が原因であれば、便秘を改善できないか内服や処置が検討できます。
においが原因であれば、そのにおいの食品をさけることができます。食事は回数にこだわらず、少量ずつ食べることも大切です。この方が消化しやすくなるため、嘔吐が予防できます。さらに、のど越しがよく、食べやすい食品を選ぶとよいでしょう。
呼吸苦は不安や痛みなどでもおこるので、不安や痛みがないか、よくお話を聞きます。呼吸が苦しくないように、お薬の内服も検討することができます。
呼吸のしやすい身体の位置を工夫します。座ってると呼吸が楽になることがあります。
眠れない不安があると、その不安のためにリラックスできず、さらに不眠になってしまいます。日中などでも、休める時に眠れば良いというくらいのゆったりとした態度で接しましょう。
体調が良ければ、太陽の光を浴びるように散歩などの活動をします。就寝前には、アロマテラピーや音楽など、リラックスできるような方法を探します。
寒気がある場合には、まず室内の暖房を調整します。ホットパックなどで身体を温めることもよいでしょう。
寒気のあとに発熱する場合がありますので、様子をみて検温をしましょう。
倦怠感は、だるさや体の重さとして訴えられることがあります。倦怠感があることによって、患者さんは不安になったり、食欲がでなかったりという影響を受けることがあります。
このような場合、倦怠感がどこからきているのか原因を中心に対応を考えます。一日のなかで、いつどのくらい倦怠感を感じるか記録にとることもよいでしょう。
リラクゼーションも倦怠感の軽減になります。日中に30分未満の昼寝をすることもよいです。医師に相談することで、ステロイド薬の内服を選択することもあります。
痙攣予防の内服薬をするかしないかは、その方の状態により主治医が判断をします。
痙攣発作がおきても、その直後などに呼吸が止まることは少ないといえます。
落ち着いて、患者さんの身の回りの環境をととのえましょう。
痙攣が起きた時の対応について、主治医や看護師と十分に相談をしておくことも大切です。
出血の場所や量によっては、急に状態が悪化してしまうことがあります。
まずは、無理のない範囲で、出血の場所をタオルで清拭します。
患者さんには、そばにいることをお声かけすることが大切です。
なるべく早く、主治医や看護師へ連絡をして相談する必要があります。
必要な処置や対応を電話で相談することができます。
そのため、死期が近い多くの人に、うつの症状が現れます。
体の変化が多く現れることもあり、こころの不調が見落とされがちになるといえます。
具体的な心配を、ソーシャルワーカーや医師に相談することで、経済的な問題など軽減できるものもあります。
もし、大切なお身内などが死期が近い場合には、このことを知っておくことで、患者さんのこころがどのような状態なのか見守ることが大切です。
しかし、悲嘆によるストレスが大きい場合には、食欲不振といった症状が現れる場合もあります。
このような場合には、抱え込まずに、医師や看護師に相談をすることがとても大切です。
気持ちについて話すことで、対処方法を一緒に考えることができます。
また、患者家族会などの紹介をしてもらうことも可能です。
場合により、悲嘆カウンセリングなどの専門的な関わりも選択することができます。
痛みが強かったり、のどが渇いていたりという不快な症状は患者さんが落ち着かなくなる原因のひとつです。
意識障害があることに気が付いたら、医師や看護師へ早めに相談すると対処や気をつける点についてアドバイスをもらうことができます。
死期が近い兆候
Signs of impending death看取りを支えてくれる人達
- 病院の医療相談ワーカー(MSW)
- 地域包括支援センター(公的機関)
- 居宅介護支援事業所(公的機関)
- 役所の高齢者相談課(公的機関)
- 民間の相談所
ご協賛
あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。