家族で看取る「穏やかな最期」 Peaceful end-of-life care" with family members
家族で看取る「穏やかな最期」
Peaceful end-of-life care" with family members
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10/08 (木) 07:54更新

在宅(自宅)での介護・療養にかかる費用相場

訪問サービス・ショートステイの目安
Average Costs for Home-Based Care and Recuperation —Estimates for Visiting Services and Short Stays—
医療ソーシャルワーカー 
藤井 晶子
社会福祉士。総合病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務し、様々な診療科の患者様を担当。入院患者様の退院支援を中心に、介護サービスや施設入所の調整を行いながら、患者様やご家族に寄り添った支援を大切にしている。
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生活介護型ショートステイ

特別養護老人ホーム(特養)や有料老人ホームに併設された施設を利用するのが「生活介護型ショートステイ」です。食事、入浴、排泄といった日常生活の支援が中心で、レクリエーションなども行われます。

特養のショートステイは非常に需要が大きく、数カ月前から予約が埋まっていることも珍しくありません。そのため、できるだけ早めにケアマネジャーへの相談しておくことが大切です。介護保険の自己負担割合は、年齢ではなく所得により 1割・2割・3割 と決まりますが、ここでは一般的な所得の方を「1割負担」、現役並み所得の方を「3割負担」としています。

生活介護型ショートステイの費用目安
※1泊2日(食費・滞在費込)の場合

 

3割負担
(現役並み所得の方)

1割負担
(一般的な所得の方)

要支援1~2

約8,000~9,500円

約5,000~6,000円

要介護1

約9,000~11,000円

約6,000~7,000円

要介護2

約10,000~12,000円

約6,500~7,500円

要介護3

約11,000~13,000円

約7,000~8,000円

要介護4

約12,000~14,000円

約7,500~8,500円

要介護5

約13,000~15,000円

約8,000~9,000円

※住民税非課税世帯の場合、「負担限度額認定」の申請により「食費」と「滞在費」が大幅に安くなります。 

 

医療型ショートステイ(短期入所療養介護)

老人保健施設や病院に併設された施設を利用するのが「医療型ショートステイ(短期入所療養介護)」です。医師や看護師が常駐しており、医療処置が必要な方や、退院直後で体調管理が必要な方も安心して利用できます。リハビリスタッフがいる施設で、在宅復帰に向けた集中的な機能訓練を目的に利用されることもあります。 
 

医療型ショートステイ(短期入所療養介護)の費用目安
※1泊2日(食費・滞在費込)の場合

 

3割負担
(現役並み所得の方)

1割負担
(一般的な所得の方)

要支援1~2

約10,000~12,500円

約6,000~7,500円

要介護1

約13,500~15,500円

約7,500~8,500円

要介護2

約15,000~17,000円

約8,000~9,000円

要介護3

約16,500~19,000円

約8,500~9,500円

要介護4

約18,000~21,000円

約9,000~10,000円

要介護5

役19,500~23,000円

約9,500~11,000円

 

生活環境・食事・
日常支援関連費用の目安

Estimated Costs for Living Environment, 
Meals, and Daily Living Support

次に、生活環境・食事・日常支援関連として、「福祉用具レンタル」「配食サービス」「買い物支援(宅配スーパー)「生活支援(家事代行や見守りなど)」の費用の目安を説明します。
 

福祉用具レンタル費用の目安(介護保険適用時)

項目

1割負担

2割負担

3割負担

電動介護ベッド

約800~1,500円

約1,600~3,000円

約2,400~4,500円

車いす
(自走式・介助式)

約300~600円

約600~1,200円

約900~1,800円

手すり
(置き型)

約200~400円

約400~800円

約600~1,200円

歩行器

約200~400円

約400~800円

約600~1,200円

マットレス

約500~1,000円

約1,000~2,000円

約1,500~3,000円

月額トータル目安

約1,500~2,500円

約3,500~5,000

約5,500~7,500円

※福祉用具レンタルは、要介護度ごとの支給限度額内で利用でき、要介護1の軽度者は車椅子・電動ベッドが原則対象外となるため、例外給付が必要な場合があります。

※他の介護サービスと合計して限度額を超えないよう調整する必要があります。

※負担割合は所得・資産で1~3割に決定されます。

※要介護度によって金額は変わりません。

※事業所により単位設定が異なります。

 

全額自己負担となるサービスの費用の目安

  • 配食サービス
    介護保険外のサービスのため、1割3割の区別なく全額自己負担の費用がかかります。(一部自治体で独自の助成がある場合を除く)

    ・一般的な配食弁当(民間の宅食):
    1食500~800円

    ・制限食(糖尿病・腎臓病食・ムース食など):
    1食700~1,000円

    【月額目安】
    ・1日1食(夕食のみ)×30日利用の場合 約15,000~24,000円
    ・1日2食(昼・夕)×30日利用の場合 約30,000~48,000円

 

  • 買い物支援(宅配スーパー)
    ※ヘルパーによる買い物代行(生活援助)は介護保険ですが、ネットスーパーなどは実費となります。

    ・ネットスーパー・配食宅配(コープ等):
    商品代+送料・手数料:1回200~500円
    ※子育て・シニア割引などで配送料が無料・半額になるサービスが多いです。

    【月額目安】
    ・週1回のまとめ買い配送を利用(送料のみのコスト)
    約800~2,000円(+食費は全額自己負担)
    ※商品代(金額そのもの)は別途全額自己負担

 

  • 生活支援(家事代行や見守りなど)
    介護保険ヘルパーでは対応できない「大掃除」「庭の草むしり」「長時間の話し相手」などを依頼する場合。

    ・民間企業の家事代行・シニアサポート
    1時間あたり:2,500~4,000円

    ・シルバー人材センター(地域の高齢者が代行)
    1時間あたり:1,000~1,500円

    ・見守りサービス(警備会社・センサー設置)
    月額3,000~5,000円(機器レンタル代込)

    【月額目安】
    ・シルバー人材センターに週1回(1時間)掃除を依頼
    約4,000~6,000円
    ・警備会社の機械見守りを導入
    約3,000~5,000円

※上記金額は全国的な相場をもとにした目安であり、地域・事業者・要介護度・利用内容によって異なります。実際の費用はケアマネジャーや各サービス事業者にご確認ください。

 

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外出・余暇支援関連費用の目安

藤井 晶子=監修