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06/30 (火) 08:17更新

胃がん手術後の身体にやさしいレシピ10選

10 Gentle Recipes for the Body After Stomach Cancer Surgery
管理栄養士 水澤聖子
管理栄養士歴10年 総合病院、回復期病院にて管理栄養士業務に従事。外科術後・内科・透析等、幅広い病態に対する栄養指導を月50件以上担当。料理教室の勤務経験もあり、食事療法はもちろん、調理の提案も得意。
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豚肉の旨塩煮

 材料          

豚ロースしゃぶしゃぶ用(50g)

酒      (大さじ1)

卵      (1個)

白菜     (30g)

ほうれん草  (20g)

水      (200ml)

塩麹     (小さじ1)

鶏ガラスープの素(小さじ1/2)

おろし生姜  (小さじ¼)     

こしょう   (少々)

 作り方          

  1. ゆで卵を作る。鍋に卵・卵がかぶるくらいの水を入れ、火にかける。(中火10分目安)

  2. 茹で上がったら卵を取り出し、冷水でしっかり冷ます。湯は残しておき酒を加え、ひと煮立ちさせる。

  3. アルコールが飛んだら火を止め、豚肉を入れ予熱で火を通す。火が通ったらザルに上げておく。

  4. 白菜・ほうれん草は食べやすいサイズに切る。

  5. 鍋に水・塩麹・鶏ガラスープの素を入れ、ひと煮立ちさせる。

  6. 沸騰したら豚肉・野菜を加え、野菜が柔らかくなるまで弱火で加熱する。

  7. おろし生姜を加え、こしょうで味を整える。

  8. 器に盛り付け、卵を半分に切って添える。

 調理のポイント

  • 豚肉は料理酒を加えた湯で下茹ですることで、臭みと余分な油を落とします。
    また、火を止め予熱で火を通すことで、柔らかくジューシーに仕上げることができます。

  • 塩麹で調味することで、様々な栄養素の働きを期待できるだけでなく、減塩しながら旨味を加え、美味しくいただくことができます。

  • おろし生姜は最後に加えることで、香りが残りやすくなります。

  • 豚肉には脂質が多く含まれますので、1人前分量をやや少なめに、卵でたんぱく質を補うことで、術後の消化負担に考慮したレシピとなっています。

 

 摂取できる栄養素         

素材

多く含まれている栄養素

豚肉

・たんぱく質

・ビタミンB1 

・亜鉛

・鉄分

・ビタミン類

・ミネラル類

・たんぱく質

  • 豚肉の使用部位と栄養素
    豚肉はバラ>ロース>もも>ヒレの順に、同じ重量あたりのカロリーが高くなります。カロリーが高い=脂質が多く、その分たんぱく質は少なくなるため、消化管の状態に合わせた部位を選ぶと良いでしょう。ビタミンB1は糖質の代謝を助け、エネルギー産生に役立つ栄養素です。また、鉄分は貧血予防として効果的です。亜鉛は貝類に多く含まれますが、実は豚肉にも含まれているミネラルです。前述のとおり味覚の正常化に役立つ成分なので、意識して取り入れてみてください。

  • 栄養価が高いと言われる卵
    卵はアミノ酸バランスに優れています。これが「卵は栄養価が高い」と言われる所以なのですが、具体的には必須アミノ酸がバランスよく含まれているということなのです。アミノ酸とはたんぱく質の最小形態なのですが、その中でも必須アミノ酸というのは人間の体内では作り出すことができない(=食事から摂取する必要がある)アミノ酸で、9種類あります。9種類のアミノ酸がそれぞれどの程度含まれているかを数値で表したものがアミノ酸価であり、この数値が高いほど良質なたんぱく質であると評価されます。卵のアミノ酸価は最大値の100であり、良質なたんぱく質であると言えます。

  • 塩麹に含まれる栄養素
    塩麹は発酵食品であり、酵素の働きや整腸作用が期待できます。上述したような酵素はそれぞれプロテアーゼ=たんぱく質・アミラーゼ=糖質・リパーゼ=脂質を代謝してくれる酵素です。通常体内で作られ消化液に含まれ分泌されます。食材に含まれるこれらの栄養素を分解し、肉を柔らかくしてくれる等の効果が期待できます。また、糖質が分解されることでできるオリゴ糖が、整腸作用をもたらします。

 

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白身魚と大根の梅煮

管理栄養士 水澤聖子=監修
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【参考資料】