胃がん手術後の身体にやさしいレシピ10選
豆腐とひき肉のとろとろ煮
材料 
絹ごし豆腐 (1/2丁)
鶏ひき肉 (100g)
しょうが汁 (少々)
醤油
(小さじ1/2~1:お好みで)
片栗粉 (小さじ1)
ごま油 (小さじ½)
★だし汁 (200ml)
〔水(200ml)、白だし(小さじ4)、みりん(小さじ1)〕
作り方
鍋で鶏ひき肉を炒め、火が通ったら★のだし汁の調味料を加えて煮込む。ひと煮立ちしたら醤油・しょうが汁を加える。
片栗粉を倍量(小さじ2)の水で溶いて水溶き片栗粉を作り、1に加えとろみをつける。
豆腐をスプーンで大きめにすくって加える。
ごま油を回しかける。

調理のポイント
調理の最後にごま油を少量回しかけることで風味をプラスし、食欲亢進につなげます。また、油を足すことでのエネルギーUPも図れます。
しょうが汁を少量入れることで血行が促進されるだけでなく、ごま油と同様に風味もプラスされるため食欲亢進にも繋がり、薄味でも美味しくいただくことができます。
彩りをプラスしたい場合は、にんじんやカニかまぼこを利用するのもおすすめです。白菜を追加しボリュームアップするのも良いでしょう。
摂取できる栄養素
素材 | 多く含まれている栄養素 |
豆腐 | ・大豆イソフラボン ・植物性たんぱく質 ・カルシウム |
生姜 | ・ジンゲロール ・ショウガオール ・シトラール ・食物繊維 |
ごま油 | ・不飽和脂肪酸 ・セサミン:抗酸化作用 ・ビタミンE:抗酸化作用 |
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、骨粗鬆症予防の効果が期待できます。イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしています。そもそも女性ホルモンは破骨抑制・骨形成促進の効果があるため、イソフラボンにも同様の効果が期待できるのです。
胃切除術後は、胃酸分泌量の低下によりカルシウムの吸収率が下がるため、骨粗鬆症・骨折のリスクが上がります。イソフラボンを意識的に摂取することは、骨粗鬆症予防に効果的と言えます。生姜に含まれるジンゲロールやショウガオール
生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールといった成分は、消化管の血行を促進することで消化を助ける作用があります。またポピュラーではありませんが、ジンジベインというたんぱく分解酵素も含まれています。
(この酵素により、生姜焼き等、お肉を焼く前に調味料と生姜で漬け込んでおくと、お肉が柔らかくなります。)ごま油の栄養素
ごま油に多く含まれるオレイン酸やリノール酸は不飽和脂肪酸と呼ばれ、血中のコレステロールを低下させる作用があります。高コレステロールが原因となる動脈効果の予防に効果的です。
また、ごま油に含まれる成分と聞いて思い浮かべる方が多いであろうセサミンは、強い抗酸化作用を持ちます。ビタミンEも同様に抗酸化作用を持ち、体内の脂肪の酸化を抑制してくれる働きがあります。

管理栄養士 水澤先生のひとこと
〜豆乳と豆腐はどちらがより多くイソフラボンを含むか?〜
豆乳の製造
大豆を煮て柔らかくし、潰し、濾過して豆乳を搾り取ります。豆腐の製造
豆乳に凝固剤(にがり等)を加えて固め、固まったら圧搾し水分を切り、成形します。
つまり、豆乳をさらに固めて凝集させたものが豆腐ですので、同じ量の豆乳と豆腐を摂取した場合で比較すると、豆腐のほうがより多くのイソフラボンを摂取できると言えます。
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リンゴのコンポート

