胃がん手術後の身体にやさしいレシピ10選
胃がん手術後の食事、悩んでいませんか?
大切なご家族が胃がんの手術を乗り越え、ご自宅での療養生活が始まったばかりでしょうか。検索された背景には、「退院後の食事、何を作ればいいの?」「消化が良く、体に優しいものは?」「でも、少しでも美味しく食べて、元気になってほしい…」そんな、ご本人を想う気持ちと同時に先の見えない不安があることと思います。
この記事では、胃がん手術後の身体にもやさしい、おすすめレシピ10をご紹介いたします。
消化に優しく栄養満点なだけでなく、「美味しい」「また食べたい」とご本人が感じられるような、食べる喜びにつながる調理のポイントや、食べやすくする工夫なども詳しく解説します。
-もくじ-
かぼちゃと豆乳のポタージュ
材料 
かぼちゃ(50g)
玉ねぎ (15g)
豆乳 (100ml)
コンソメ(3g小さじ1)
作り方
かぼちゃをやわらかく茹でる。
(→かぼちゃ・玉ねぎを一口大にカット、ラップでくるみレンジで3分加熱(より簡単+栄養素の流出防止にも)
豆乳と一緒にミキサーでなめらかにする。
コンソメで味を調え、温めて完成。

調理のポイント
野菜はレンジを使用し加熱することで、茹で汁にデンプンや水溶性ビタミンが流出することを防ぎます。また、野菜の水分がある程度飛んで味が凝縮するため、旨味もUPします。
かぼちゃだけでも十分美味しいポタージュができますが、玉ねぎを少し加えることでさらに甘みがUPします。市販されている飴色玉ねぎ(チャツネ)等を利用するのもおすすめです。
摂取できる栄養素
素材 | 多く含まれている栄養素 |
豆乳 | ・鉄分 ・銅 ・植物性たんぱく質 |
かぼちゃ | ・糖質 ・βカロテン |
玉ねぎ | ・ビタミンC ・ビタミンB6 ・硫化アリル |
貧血予防に効果的
胃切除術後から数年経つと、体の中に貯蔵されている鉄分が減少し、鉄分不足から貧血を引き起こしやすくなります。豆乳には、牛乳と比較して貧血予防に効果的な鉄分や銅が多く含まれており、補給に適した食品と言えます。かぼちゃに多いビタミンC
かぼちゃに多く含まれるビタミンCは鉄分の吸収を助ける働きをするため、合わせて調理することで吸収率を上げることが可能です。ただし熱には弱いビタミンなので、加熱のしすぎには注意しましょう。玉ねぎに含まれる硫化アリル
玉ねぎを切ったときに涙が出る原因となる成分で、甘みや香りの原因物質です。硫化アリルは玉ねぎの他、ねぎやにんにくにも含まれており、食材を切ることで細胞が壊れた際に出る、揮発性の高い成分です。血液をサラサラにする効果や、ビタミンB1の吸収を助ける効果が期待できます。牛乳と豆乳のタンパク質の違い
牛乳の動物性たんぱく質と比較して、豆乳の植物性たんぱく質は吸収の負担が少なく、術後の消化管に対して優しくかつしっかりとたんぱく質補給が可能です。
かぼちゃのポタージュ
〜カロリーUPバージョン〜
材料
かぼちゃ (50g)
玉ねぎ (15g)
牛乳 (100ml)
バター (2g)
コンソメ (小さじ1)
作り方
かぼちゃをやわらかく茹でる。
→かぼちゃ・玉ねぎを一口大にカット、ラップでくるみレンジで3分加熱(より簡単+栄養素の流出防止にも)
牛乳と一緒にミキサーでなめらかにする。
ミキサーから鍋にうつし、バターとコンソメを加え温めて完成。

調理のポイント
牛乳を利用する分、必然的に豆乳より高カロリーとなりますが、このレシピでは更にバターも加えているため、体重減少等が気になる患者様にはおすすめです。
脂質や動物性たんぱく質の多い食品は消化負担がかかるため、食後胃もたれ等を感じやすい、あっさり目のものを食べたいという場合は、豆乳のレシピもご参考ください。
摂取できる栄養素
素材 | 多く含まれている栄養素 |
牛乳 | ・カルシウム ・ビタミンC ・動物性たんぱく質 |
かぼちゃ | ・糖質 ・βカロテン |
玉ねぎ | ・ビタミンC ・ビタミンB6 ・硫化アリル |
胃酸の分泌とカルシウムの関係
胃酸にはカルシウム吸収を助ける作用がありますが、胃切除術後は胃酸の分泌量が減少するため、カルシウムの吸収が悪くなり骨粗鬆症等のリスクが上がることが報告されています。豆乳に比べ牛乳は鉄分・銅の含有量は少なくなりますがカルシウムの含有量は多くなるため、胃切除術後は積極的に摂取したい食品です。
また、豆乳と比べて牛乳は脂質が多い分、少量摂取で高カロリーが狙えます。
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やわらか白身魚のみぞれあんかけうどん

