おならの変化が知らせる大腸がん
しっかり睡眠をとることによって自律神経を整えることができます。
~質の良い睡眠のための工夫~
朝日を浴びる
日中短い散歩やストレッチ、無理のない範囲で「少し疲れたな」と感じる程度の活動が夜の心地よい眠りに繋がります。
眠る90分前に、38~40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど浸かる。
眠る1時間前くらいから、部屋の照明をオレンジ色の間接照明などに切り替える。
布団に入ったら呼吸に意識を向け、ゆっくりと深い呼吸(腹式呼吸)を繰り返すことで心身をリラックスさせるのに効果的です。

お腹にそっと手を当てると、じんわりと温かい。それだけで不思議と心が落ち着いた経験はありませんか?お腹を温めることは、誰でもすぐにできる、とてもシンプルで優しいセルフケアです。
お腹周りの血行が良くなると、冷えなどで動きにくかった腸がゆっくりと動き出し、動きがスムーズになります。また、温かさは副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる効果も期待できます。
腹巻や、肌着の上に貼るカイロ、湯たんぽなども活用してみましょう。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも有効です。

お腹にガスが溜まって苦しい時には、物理的にガスを排出しやすくするポーズを試してみるのも一つの方法です。ヨガでは「赤ちゃんのポーズ」や「ガス抜きのポーズ」として知られています。
【やさしいガス抜きのポーズ】
仰向けに寝て、全身の力を抜きます。
息を吐きながら、両膝をゆっくりと胸の方へ抱えます。
両手で膝を抱え、心地よいと感じる強さで、さらに胸に引き寄せます。
その状態で、ゆっくりと深い呼吸を5回ほど繰り返します。

岡本先生のワンポイントアドバイス
大腸がんがどの程度進行しているか、術後なのかにより方法も異なってきますが、大腸がんにより腸管狭窄/閉塞がある場合は物理的に便やガスが通らないので、運動などを行っても効果に繋がらない場合もあり、逆に腸を動かすことで腹痛の症状が出る場合もあります。
術後である場合は食事に気を付けたり、腸を動かすようにするのも良いでしょう。それぞれの状況により適切な方法が異なりますので、一度主治医に相談しましょう。
まとめ
「最近、おならが臭い、回数が増えた」そんな誰にも相談しにくい体のサインから、なぜ臭いや回数に変化が起こるのかという体のメカニズム、そして体の状態や体調に合わせた日常生活の中で心がけられる生活の工夫に至るまで、順を追って解説してきました。
この記事を通してお伝えしたい最も大切なことは、「体の小さなサインを見過ごさないこと」です。気になる症状があれば早めに医療機関を受診し、早期発見へと繋がる具体的な一歩に繋がるきっかけとなれましたら幸いです。
【参考文献】

