Stories of each family
~ 家族が語る 最期の物語り ~
コロナ禍の長いお別れ

コロナ禍の長いお別れ

Last Shirahama Trip and Sushi
看取った方
看取り体験者 (女性)
久保田 典子 さん (女性)
47歳 自営業 秋田県
看取られた方
祖母
grandmother
享年 94歳
主な疾患 肺炎
闘病期間 0年 0ヶ月
最期を迎えた場所 病院

どんな看取りだったかお聞かせ頂けないでしょうか

2021年夏、コロナのためその病院では面会が「2人」に制限されてました。


そのため、最期の瞬間は、長女である母と長男である叔父に看取られました。みんなで話し合いもせず、自然にその2人が向かうことになりました。


秋田に住むわたしは、すぐに危篤の祖母のもとへ駆けつけたかったのですが、叶いませんでした。


落ち着き始めていたのですが、まだ先の見えないコロナ禍のさなかでした。コロナでなければ、身内みんなで付き添ったでしょう。


祖母の経過は母からメールでしてもらっていましたが、メールだけだと何か絵空事のようにも感じられました。


正直、お葬式が開かれるまで実感が薄かったです。さすがに当時のコロナ禍では、なすすべがありませんでした。


三回忌の今でも、また祖母に出逢えるような願いと思いがあります。もうひとたび会いたいです。母の話では、母と叔父に見守られ、苦しまず、眠るような最期だったようです。


ご本人はどんな方でしたか What kind of person was he

病気はどんな経過を辿りましたか How did the disease progress

やってよかったこと What are you glad you did?

もっとこうすればよかった Things I'm glad I did

もっとこうだったらいいのに I wish it was more like this

この先 家族を看取る方へ伝えたい事 What I would like to convey to those who will be caring for their families

旅立ったご本人へのメッセージ A message to the person who has departed