私の看取り体験談 ~ 看取った家族の物語り ~ Last Shirahama Trip and Sushi
Stories of each family
家族が語る「それぞれの最期」
母との最後の時間

母との最後の時間

Last Shirahama Trip and Sushi
看取った方
看取り体験者 (女性)
ナギタユイ さん (女性)
29歳 サービス業 東京都板橋区
看取られた方
mother
享年 60歳
主な疾患 くも膜下出血
闘病期間 0年 0ヶ月
最期を迎えた場所 病院

どんな看取りだったかお聞かせ頂けないでしょうか

最期は、7年間入所していた老人ホームで、娘2人に見守られながら息を引き取りました。


コロナ禍で、なかなか面会ができなくて、もう、危ないと分かってやっと会う事が出来ました。部屋に行った時には、意識朦朧で息を引き取る寸前でしたが、いっぱい呼びかけて身体を摩ったり、話しかけたりしたら意識が戻って来ました。一生懸命に話しかけて、頑張って生きて欲しいと思いました。


その間に、水が飲みたいと…かすかに言葉にしました。ガーゼに水を湿らせて飲ませてあげました。少量の水分を一生懸命に啜っている父親を見て、かわいそうでたまりませんでした。少しするとまた昏睡状態に陥りました。


私も姉も泣きながら父に話しかけました。まだ逝かないで。もう少し一緒にいたいよ。と、そうすると、また、目を覚ましての繰り返しでした。ずっと手を握っていました。最後の力を振り絞るかの様に、力強く握り返して来ました。その時が最期の力だったんだと思いました。3時間くらいが経ち、看護師さんがエンジェルセットを準備し始めました。それを見た時、あー、これで本当に最期なんだ…と感じたことを覚えています。


覚悟はしていたけど、悲しい時間がやって来ました。肩で呼吸をし始めて、口の中に泡が出て来ました。最期の合図でした。ちゃんと最期を見届けようと、最期の最後まで目に焼き付けました。肩呼吸が止まりました。一気に涙が込み上げて来て、涙が溢れ出て子供の様に泣きじゃくりました。


ご本人はどんな方でしたか What kind of person was he

病気はどんな経過を辿りましたか How did the disease progress

やってよかったこと What are you glad you did?

もっとこうすればよかった Things I'm glad I did

もっとこうだったらいいのに I wish it was more like this

この先 家族を看取る方へ伝えたい事 What I would like to convey to those who will be caring for their families

旅立ったご本人へのメッセージ A message to the person who has departed